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介護業界で給料アップするには?

2016-12-02

介護業界は他業界と比べると低賃金であり、それが人材不足の原因の一つであるといわれています。ではこの介護業界、給料をアップさせるためにどのような立ち回り方やポイントがあるのでしょうか。

施設長クラスになれば年収600万円も目指せる

施設長は施設を代表する立場ですが、給料もそれなりに高く、一般企業の管理職並みということがあります。現在もし介護施設で働いているのであれば、施設長を目指してみるのも良いかと思います。

施設長は施設を管理する立場にあり、介護以外にも運営に関しての知識も必要になります。事業運営していくには、職員教育はもちろんですが、財政状況の見極めや経理などの数字にも強くなければいけません。現場にいながらそういった知識を身に着けていくのは、なかなか難しいことでしょう。そのため、事務方の仕事についてみることもお勧めします。介護職から目指せる事務方としては、生活相談員やケアマネジャーが挙げられます。生活相談員やケアマネジャーであれば、事務所が主な働き場所になることが多いはず。そのため、身近に施設長の仕事を把握することができるでしょう。

また、施設によっては本社(母体の本体)からの天下りで施設長になっている場合もあります。介護職から生え抜きの施設長になれる可能性は、極めて低いといえるでしょう。現在の施設長は、もともと何をしていたのか。介護職から施設長になっているのであれば、施設長になれる可能性は高いと言えそうです。

資格を幅広く取得する

介護業界では、ほとんどの方が資格を持って働いています。資格を取得していれば、それだけ周りからの見る目が変わるでしょう。

介護職であれば介護福祉士はもちろん、ケアマネジャーや社会福祉士、精神保健福祉士などを目指すこともできます。現在介護職として働いている場合でも、人員が空いた際にケアマネジャーや生活相談員として声がかかる可能性があります。

夜勤専門に行う

介護職が正社員で働く場合、夜勤が伴うことは少なくありません。夜勤は通常の賃金に比べて夜勤手当が加算されますので、日勤帯で働くより高い給料をもらうことができるはずです。介護職として働いている方の中には、夜勤を専門にして働いている方もいます。

例えば夜勤手当が1回6,000円の場合、夜勤専門であれば10回ほど夜勤を行うことができます(2交代勤務の場合)。すると手当てが6万円、介護職の平均月給は20万円前後ですので月給25万円を超えることが可能です。一般企業並みの給与とはいきませんが、介護職の割には高い給与なのではないでしょうか。

転職をして賃金アップ

介護職は目に見える成果がなかなか出せない職種です。そのため、給与が大幅にアップすることは難しいでしょう。何年働いても給与がほとんど変わらないというケースは、珍しくありません。そういった場合には、転職して一気に給与アップを狙うことも1つの方法です。

転職によって自身をアピールし、給与交渉すれば、賃金アップを目指せる可能性があるでしょう。現在働いている場所とは違い、転職時には面接などを通じて給与アップへの交渉が行いやすいはず。もし面接で交渉をするのであれば、次のような点を明確にアピールできるよう、考えておいてください。

重要な役職に就いたり夜勤をしたり、資格を取得したり。あるいは転職を行うなど、給与アップにはさまざまな方法があります。何も考えずに動かずに働いていると、介護業界ではなかなか給与アップすることは望めません。まずは、自分である程度目標を決めて動いていくことをお勧めします。

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